暗闇の中を歩いていると少しずつ光が強くなってきた。 すると何やら人影のようなものが見えたのでショウは 「凛か...?」 と言った。 するとその人影はショウのほうを向いて 「はぁ、お兄ちゃんしつこいよ」 「もういいでしょ!!」 と言われたので、ショウは食い気味に 「はぁ?」 と言った。 凛は続けてこう言った。 「私のことはもう忘れてよ!!」...
ポータルから出るとまた知らない部屋にいたのでショウは部屋を少し散策してみることにした。 部屋の中を歩いていると机の上に何やら紙が置いてあった。 (なんだこれ...?) ショウがよくわからないままじーっと紙を見ていると カラン と後ろのほうから音が鳴った。 何かと思いショウはそこに近づいてみる。 するとそこに落ちていたものは試験管だった。...
「う、うぅ」 「まぶしい...」 あたりを見渡す限りどうやらここは化学室のような場所らしい そこで一人の女性が机に向かって何かをしている 「あ、あのー」 ショウが恐る恐るその女性に話しかけるとその女性は 「ん?」 「あらこんにちは。お客さんなんて何年ぶりかしら」 「こっちに来て話しましょうよ」 と言ってきた。 (怖いな)...
(どこだここ) (はぁ変なとこ来ちまったな) 「ピアノがある、、、」 ショウはピアノを弾いてみたが調律されていないのか変な音しか出ない。その後も部屋を散策していたがこれといって変なところは無かった。 「この本、、、凛も持ってたな、、、」 『ガタッ』 何やら本が落ちた音が部屋の左側にある棚からしたみたいだ。 「なんだこの本」 『執事の日記』...
ショウ:え......凜? 凛:え...... 凛:見えるの...?私のこと... ショウ:見えてるさ...... 凛:そっかぁ...おにいちゃんには見えるんだね。 ショウ:お前生きてたのか......? 凛:ううん。死んじゃった ショウ:警察は事故死だって言ってたけど......本当は違うよな...? 凛:・・・・・・ ショウ:なぁ!凜! ショウ:いったい何があったのかほんとのこと教えてくれ!! 凛:・・・・ごめん...
【霊界Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ】登場人物 霊崎 翔(兄) 霊崎 凛(妹) 霊崎 恐子(母) 霊崎 怖士(父) 田中由人(クラスメイト) 佐藤司(クラスメイト) 加藤美久(クラスメイト)
当サイトの【霊界】は©︎teamENOの【ゲーム:霊界シリーズ】の脚本です。 霊界IIが配信されるまでこちらでお楽しみください。不定期で更新する予定ですのでお楽しみに。 ※実際のゲームとは一部異なる部分もございます。ご了承ください。