あらすじ

【霊界Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ】登場人物

霊崎 翔(兄)

霊崎 凛(妹)

霊崎 恐子(母)

霊崎 怖士(父)

田中由人(クラスメイト)

佐藤司(クラスメイト)

加藤美久(クラスメイト)

ある街に和気あいあいと過ごしていた４人家族がいた。

だがそんな日常が崩れるのは早かった。

突然妹が行方不明になったのだ。

そしてその時ショウがふと耳にした警察同士の会話は今でも鮮明に覚えている。

「これ以上の捜索は不可能です。不審死ということで済ませましょう」

「そうだな」

ショウは悔しかった。ただただ悔しかった。自分の無力さに腹さえ立っていた。

月日は流れショウの妹の凛が死んでから3年がたつ頃だった。

ショウは、あの日以来やつれている母に頼まれて妹の墓へお参りに行くことになった

だがそこの墓には凛の亡骸は入っていない。なぜなら今でも行方が分かっていないからだ。

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